悩んだ結果……。
現在はフリーランスで仕事をしていますが、ここまでに至る過程の中ではいろんな葛藤がありました。同じくフリーランスの道を考えている人であれば、その先のメリットやデメリットを思って悩んでしまうということもあるかもしれません。このサイトでは、フリーランスへの転身に興味がある方にとって役に立つ情報を公開していきたいと思います。
きっかけは独立した友人
以前勤めていたIT系企業で一緒だった友人と久しぶりに会った時、彼がその後独立したということを聞きました。フリーランスになることなどそれまで考えたこともありませんでしたが、驚いたのはその年収でした。20代後半で年収600万円という現状にそれなりに満足していた自分ですが、同じ仕事をしていた仲間がその経験を活かしてフリーランスになって、年収約900万円近く稼げる仕事に就いていると聞いてしまってからは、かなり気持ちが揺らぎました。
自分と同年代でフリーランスになって、現状300万円も多く稼ぐこことができているという事実を目の前で見てしまうと、同じ仕事ができる自分にもそれができるのではないかと考えるのは自然なことかもしれません。
しかし、このまま会社で働き続けていってもそれなりに年収は悪くないコースが見えている中、うまくいくかどうかもわからないフリーランスの道へ進むのは危なすぎるのではないかとも考えて、まだフリーランスになると決めたわけでもない段階なのにかなりの葛藤が生じました。
将来1000万円稼ぐか今1000万円稼ぐか
20代半ばで年収1000万円稼げたとすれば、結婚したり家を買ったりするという時までにしっかりと貯蓄しておくことで、何十年もの重いローンを背負う必要がなくなるというのは大きな魅力でした。まだ独身で身軽な今だからこそ少々のリスクがあってもチャレンジできるし、成功すればその先さらに資産を大きくしていくこともできます。
しかし、世界中でいつ何が起こるかわからないという状況で、経済が一気に冷え込んでしまったら事業が失敗に終わる可能性もあります。メリットが思い浮かぶとそれを打ち消すかのようなデメリットが思い浮かぶという繰り返しで、結局正解が何かはわかりませんでした。ただ、チャレンジをする前から結果を気にしてしまっていては、一歩踏み出すことはできないということはわかりました。
もしフリーランスで失敗したとしても、その経験を活かしてまた次のステップへ進むことをその時考えればいいわけであって、今考えても絶対に答えの出ないことで悩むのはもうやめようと思い、フリーランスになることを決心しました。幸い自分には先にフリーランスとして活躍している友人がいたので、そこからいろいろな情報を教えてもらいながら順調なスタートを切ることができました。
まだまだ道の途中ではありますが、今自分はフリーランスになって良かったと考えています。何をするにもメリット、デメリットはつきものです。そうであるなら、まず思いきってやってみるという勇気が一番大事なのかもしれません。
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Webライティングという仕事は、インターネットが頻繁に活用されている今の時代にとても必要とされている分野ですが、ITの知識や技術は専門性がとても高いので誰でも書けるような内容ではありません。そこで、実際にエンジニアとして活躍している人がライティングスキルを身につけるようになればより実践的で有用な情報を広く提供できるようになるだけでなく、フリーランスとしての仕事をさらに大きくしていくいいチャンスにもなります。
自分で決める働き方
フリーランスならではのメリットは、自分でどのような働き方をするのかを決めることができるということです。これは会社員として働いていたらまずできないことですし、やった分だけ報酬につながっていくので仕事に対するモチベーションも自然と上がっていきます。どのような案件を手掛けるのか、また働く場所は在宅なのか企業に常駐なのかなど、仕事をカスタムできる自由があるというのは、多くの人がフリーランスになる理由のひとつでもあります。