win-winな単価交渉を

win-winな単価交渉を

フリーランスの場合、仕事の単価はクライアントとの間で交渉することになります。ここでいかにうまく単価交渉できるかで稼げる仕事が受けられるかどうかが決まります。同じスキルでも自分の交渉次第で報酬額を上げることができるので、成功するためのポイントをしっかりと押さえておきましょう。

自分の単価を設定する

クライアントと交渉するには、まず自分自身の仕事単価を明確にしておくようにしましょう。ここがはっきりしないままに交渉を進めようとしてしまうと、本来得られてもおかしくないような報酬を逃してしまう原因にもなってしまいます。
そのためには自己評価を適切に行っておく必要があります。また、高単価の仕事を任せてもらえるだけのスキルをさらに磨いていくという努力も重要です。
例えばITエンジニアの単価は高い案件だと100万円を超えるものもありますが、クライアント側に予算があったとしてもエンジニアにそこまで支払うほどの価値はないと判断されてしまえばもっと安い単価での契約になってしまうでしょう。また、スキルは十分にあっても交渉力が弱いと満足できる結果が出ない可能性もあります。
正しい自己単価の設定と巧みな交渉術でお互いが納得できる契約内容を目指しましょう。

高単価の仕事を増やすには

初めて取引するクライアントの場合、いきなり最高単価での契約をするということはあまりないかもしれません。しかし、一度その仕事ぶりを見てその人の価値を目の当たりにすれば、クライアントが支払った報酬が高かったのか安かったのかがわかることでしょう。もしそこでクライアントの期待以上の仕事ができていたとすれば、次の案件の依頼を受けて交渉をする際に単価アップの提案をしやすくなります。
この人になら高い報酬を支払ってでも仕事をしてもらいたいと思ってもらえるような実績を残すよう、決まった仕事は全力で取り組むようにすることも大切です。

断る勇気も大切

仕事が欲しいあまり、単価が安い仕事でも受けてしまいたくなることがあるかもしれませんが、もともと自己単価に見合った報酬が出せないクライアントからの依頼は断るようにするのも自分の価値を下げないためには必要な措置です。
交渉は駆け引きなので、初めから予算が多くあるとは相手も言わない可能性もありますし、本当に予算がないという場合もあります。そこでクライアントから言われるままに単価を下げてしまっていては、いつまでたっても自己単価のアップは望めません。
自分自身の仕事の価値に見合った仕事を続けていくためには、仕事をしっかりと選んでいくという強い気持ちを持って交渉することが結局はお互いにとって良い結果をもたらすのです。

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