win-winな単価交渉を
![win-winな単価交渉を](https://xn--z8j2bvoyd5df8dtdw984g.net/wp-content/themes/Freelance_theme/images/4-3.jpg)
フリーランスの場合、仕事の単価はクライアントとの間で交渉することになります。ここでいかにうまく単価交渉できるかで稼げる仕事が受けられるかどうかが決まります。同じスキルでも自分の交渉次第で報酬額を上げることができるので、成功するためのポイントをしっかりと押さえておきましょう。
自分の単価を設定する
クライアントと交渉するには、まず自分自身の仕事単価を明確にしておくようにしましょう。ここがはっきりしないままに交渉を進めようとしてしまうと、本来得られてもおかしくないような報酬を逃してしまう原因にもなってしまいます。
そのためには自己評価を適切に行っておく必要があります。また、高単価の仕事を任せてもらえるだけのスキルをさらに磨いていくという努力も重要です。
例えばITエンジニアの単価は高い案件だと100万円を超えるものもありますが、クライアント側に予算があったとしてもエンジニアにそこまで支払うほどの価値はないと判断されてしまえばもっと安い単価での契約になってしまうでしょう。また、スキルは十分にあっても交渉力が弱いと満足できる結果が出ない可能性もあります。
正しい自己単価の設定と巧みな交渉術でお互いが納得できる契約内容を目指しましょう。
高単価の仕事を増やすには
初めて取引するクライアントの場合、いきなり最高単価での契約をするということはあまりないかもしれません。しかし、一度その仕事ぶりを見てその人の価値を目の当たりにすれば、クライアントが支払った報酬が高かったのか安かったのかがわかることでしょう。もしそこでクライアントの期待以上の仕事ができていたとすれば、次の案件の依頼を受けて交渉をする際に単価アップの提案をしやすくなります。
この人になら高い報酬を支払ってでも仕事をしてもらいたいと思ってもらえるような実績を残すよう、決まった仕事は全力で取り組むようにすることも大切です。
断る勇気も大切
仕事が欲しいあまり、単価が安い仕事でも受けてしまいたくなることがあるかもしれませんが、もともと自己単価に見合った報酬が出せないクライアントからの依頼は断るようにするのも自分の価値を下げないためには必要な措置です。
交渉は駆け引きなので、初めから予算が多くあるとは相手も言わない可能性もありますし、本当に予算がないという場合もあります。そこでクライアントから言われるままに単価を下げてしまっていては、いつまでたっても自己単価のアップは望めません。
自分自身の仕事の価値に見合った仕事を続けていくためには、仕事をしっかりと選んでいくという強い気持ちを持って交渉することが結局はお互いにとって良い結果をもたらすのです。
5分で読めるおすすめ記事
信頼につながるスケジュール管理を
フリーランスは進捗管理や仕事量の調整、納期の設定といったスケジュール管理をすべて自分で行う必要があります。スケジュール管理を怠ると、進捗の遅れに気づかず場合によっては納期がずれ込んでしまう恐れも。クライアントから信頼されるクライアントになるためにも、GoogleカレンダーやTrelloといったアプリを活用しながら、しっかりと進捗管理を行っていきましょう。大切な予定が入った場合は、リマインダー機能を活用するのもおすすめです。
専門性を上げるWebライティング
Webライティングという仕事は、インターネットが頻繁に活用されている今の時代にとても必要とされている分野ですが、ITの知識や技術は専門性がとても高いので誰でも書けるような内容ではありません。そこで、実際にエンジニアとして活躍している人がライティングスキルを身につけるようになればより実践的で有用な情報を広く提供できるようになるだけでなく、フリーランスとしての仕事をさらに大きくしていくいいチャンスにもなります。
自分で決める働き方
フリーランスならではのメリットは、自分でどのような働き方をするのかを決めることができるということです。これは会社員として働いていたらまずできないことですし、やった分だけ報酬につながっていくので仕事に対するモチベーションも自然と上がっていきます。どのような案件を手掛けるのか、また働く場所は在宅なのか企業に常駐なのかなど、仕事をカスタムできる自由があるというのは、多くの人がフリーランスになる理由のひとつでもあります。