フリーランスは複数のエージェントに登録しよう

選択肢が増える

フリーランスがエージェントを活用するのであれば、複数登録をおすすめします。その理由の一つが、案件の選択肢が増えるためです。
もしも一つのエージェントだけ登録している場合、当然ながらそのエージェントが持っている仕事しか紹介してもらえません。そのエージェントが自分にとって優良で担当者との相性が良いとしても、選択肢は限られるでしょう。そこで、ほかの複数のエージェントにも登録すれば、登録したすべてのエージェントが保有する複数の案件から選べるようになります。このように、複数のエージェントに登録することで色々な案件の内容や報酬を比較検討でき、自分に合った案件を見つけやすくなる可能性がさらに高まるのです。
エージェントを活用する際は、担当者との相性も大切です。複数のエージェントに登録することでより多くの担当者と接する機会が増え、相性の良い担当者を見つけやすくなります。自分に合った仕事、そして担当者を見つけるためにも、複数のエージェントへの登録は有効です。

収入も安定しやすくなる

フリーランスが複数のエージェントに登録する場合、収入が安定しやすくなることもメリットです。
フリーランスの働き方は、企業と契約を結んで仕事をすることが一般的です。これらの契約には、3ヶ月や6ヶ月といった契約期間が定められています。契約期間が終了すると、また次の仕事を探さなければなりませんが、すぐに次の仕事が見つかるとは限らないのです。
満了後に空白期間があると、その間は収入が途絶えます。収入を途切れさせないためには、次の仕事がスムーズに見つかるように準備しておくことが重要です。
エージェントは、フリーランスに案件を紹介してくれる会社です。複数のエージェントに登録しておけば、多くの案件情報を得られます。一つのエージェントでは見つからなかった仕事も、他のエージェントでは見つかるかもしれません。複数のエージェントに登録し、常にいくつかの仕事候補を持っておくことで、契約が終了する前に次の仕事を確保でき、収入が安定しやすくなるのです。

登録し過ぎには注意

複数のエージェントに登録することで、自分に合った仕事を見つけやすくなります。しかし、たくさんのエージェントに登録しすぎると、管理が難しくなる可能性があるため注意が必要です。登録数が多いほど、それぞれのエージェントからさまざまな案件の情報が送られてきます。選択肢は増えるものの、登録数があまりに多いと紹介案件がどのエージェントのものか迷うこともあるかもしれません。
ほかにも、あまりに多くのエージェントに登録していると、どの担当者がどのエージェントなのか分からなくなり、連絡ミスが起こる可能性もあります。それぞれのエージェントに登録した目的や、連絡した内容などをきちんと記録しておく必要がありますが、あまりに多くのエージェントに登録するとその管理に時間と意識を取られて本来の仕事に集中できなくなってしまいます。
エージェントは複数登録がおすすめですが、自分が管理できる範囲にとどめておくことがポイントです。